私が実際にWebに関する知識ゼロからDjangoでアプリを開発するまでの道のりを解説します
Webアプリ開発はプログラミング学習よりもさらに難関で,もう辞めたいなとかなんでやってるんだろうなどと続けることが非常に難しくなると思います
皆さんのプログラミング学習に際して,私の体験を1つの目安にしてみてください
また,知識ゼロからPythonを学んだ過程は下記の記事を参考にしてください
Webアプリを製作するきっかけ
プログラミングで稼ぎたいという思いとバイト先で最新のデータベースに全員がアクセスできるアプリが欲しいという2つが重なり,やり始めることになりました
当時は大学院の修士2年で,就職活動は終わり,時間があるタイミングでした.データ分析でPythonを使っていましたが,自身のスキルが伸びておらず,もっとPythonのスキルを向上させられないかなと考えていました.
時間があるならプログラミングで稼ぐために,Webアプリ開発をやってみたいなということで始めました.その時に,バイト先でもアプリが欲しいというような声があったのでちょうどいいなって思っていました.
何もかもがわからずに迷子に
最初の学習方法はとりあえずチュートリアルに沿ってやってみるという方法でした.しかし,思いのほかうまくいかず理解が進みませんでした.
理由としては2つほどあって,1つはチュートリアルに沿って進めている時は何も考えずただただ写経している状態で,頭に入っていませんでした.もう1つはWebアプリは構造が複雑で簡単には理解しづらいということでした.
チュートリアル後に実際にアプリ開発をしようとしましたが,ほんとに何もわからず,Hello Worldの状態から全く進みませんでした.
Youtubeを参考に少しずつ理解を深める
しっかり理解するために順序立ててDjangoとFlaskの両方で学ぼうと決意しました.そこでYoutubeを参考にしてその解説とともに勉強しました.
物事を理解するには,そもそも何がわかっていないのかを把握する必要があります.私の場合は,Webアプリの構造がわかっていないのかDjangoがわかっていないのかを分けるために,DjangoとFlaskの両方で学ぶことにしました.(ちなみに両方とも理解できていなかったです...)
そして解説が丁寧なYoutubeを探し,実際に手を動かしてアプリ開発をしました.その時は,下記のチャンネルに大変お世話になりました.
はじめてのWebアプリ開発
まずは小さいものからということで,研究室で使えるようなアプリをFlaskで開発しました
小さいアプリだとサクッと開発できるFlaskの方が良いと思い採用しました.アプリは,会員登録するとそれぞれにノートを作成することができ,各自のノートを閲覧できます.
軽い思いで開発したので,ほぼ使われることはありませんでした.同じ研究室の友達が何人かプロフィール画像を設定し,面白い画像の大喜利合戦になったので,ある意味では役立ったのかもしれません.
アルバイト,そして個人のアプリ開発へ
アルバイトで最新のデータベースに全員がアクセスできるアプリを開発しました.データベースに様々な方法で検索をかけることができ,データをCSVに落とすことができるようにしました.
かなり大きめなアプリなのでDjangoで開発することにし,デザインなどもモダンな感じにして,こだわって作っていました.バイト先のニーズに答えるために,様々な検索方法を追加し,UIを工夫していました.
アルバイト先では非常に便利だとすごく喜ばれまして,大変やりがいがあり,進んでいろんな機能を追加しまくっていました.
その後,個人で2つのアプリを開発したりして,Djangoの理解をますます深めていくことができました.既にアプリは閉鎖しています.
Webアプリ開発を学習中の方へ
近年,Webアプリ開発は非常に人気があります.しかし,習得までの時間が非常に長く,挫折しやすいようにも感じます.
壁を乗り越えたと思ったら,実は坂を上っているだけでまだまだ難関があるというのがWebアプリ開発だと思っています.
目的を見失わず,無理のない範囲で学びのプロセスを改善しながら続けてみてください.その先にまた新しい世界が広がっています.
本サイトが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです.皆さんの成功を私も楽しみにしています.
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